強い肩の作り方 Vol.6 肩甲骨を支える筋肉について

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肩甲骨は、鎖骨だけで体幹に繋がっており、多数の筋肉によって背中に保持されています

背骨のしくみと動きがわかる本(秀和システム)石部伸之著

骨と骨が結合していないので、自由自在に筋肉によって自由自在に動かすことができるという訳です

この構造によって私達は腕や肩を自由自在にあらゆる方向に動かすことができるのです

今回は、腕や肩を自由に動かすために働いている、肩甲骨を支えている筋肉について学んでいきましょう

肩甲上腕リズムについて

「強い肩の作り方 Vol.1」で腕を真横から頭上まで挙げる動きを解説しました ⇒「強い肩の作り方 Vol.01」

約120度が上腕骨=肩関節の動き、約60度が肩甲骨の動きで、合計180度、腕が挙がるのでしたね

つまり肩甲骨の動きが無ければ、私達は腕を挙げることができません

肩甲骨と上腕骨が共同して動くことを「肩甲上腕リズム」といいます

おおよそですが「上腕の動き:肩甲骨の動き」=「2:1」と言われています

しかし肩甲上腕リズムは決して一定ではありません

腕を早く挙げる時と、ゆっくり挙げる時とでは比率が変わりますし、若年者の場合は約「2.5:1」になったりします

何らかの理由で、肩甲骨を動かす筋肉が硬直していたり、弱くなっていたりすると、上腕骨がその分、余計に動くことになり、約「3:1」=「上腕の動き135度:肩甲骨の動き45度」のような比率になる場合もあります

肩甲上腕リズムの乱れは、肩関節に負担をかける危険性が高まります

よく動く肩甲骨は、「強い肩」を作り上げるだけでなく、「ケガしにくい肩」を手に入れるためにも非常に重要なのです

肩甲骨を動かす筋肉は背中にあり、何層にも重なっています

これらの筋肉について学んでいきましょう

僧帽筋…背中上部を覆う大きな筋肉

肩甲骨を支える筋肉で、もっとも表層にある筋肉が僧帽筋です

僧帽筋は菱型の形をした大きな筋肉で、上部僧帽筋、中部僧帽筋、下部僧帽筋に分類することができます

僧帽筋の最も重要な働きは、肩甲骨を様々な方向に動かしたり、安定させたりすることです

三角筋と共に働くことで、腕を様々な方向に挙げたり引いたりします

肩甲挙筋…首と肩甲骨結ぶ筋肉

肩甲挙筋は、頸椎(首の骨)と肩甲骨を結ぶ筋肉で、文字通り肩甲骨を挙上させる筋肉です

上部僧帽筋とともに、肩こり、首こりの主な原因となる筋肉です

菱形筋…背骨と肩甲骨を結ぶ筋肉

菱形筋は、小菱形筋と大菱形筋で構成されており、左右の肩甲骨を引き寄せる時に強く働きます

肩甲骨を支える筋肉の疲労が、肩こり、首こりを引き起こす

僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、菱形筋は、重たい上肢(肩甲骨と腕)を常にぶら下げています

上肢(肩甲骨と腕)の重さは体重の約6~7%と云われています

60kgの人の場合、約4kgの重量を支えていることになります

手に重たい荷物を提げたりすると、これらの筋肉の負担はさらに増えてしまいます

また、長距離のウォーキングやランニングで、腕を振り続けると、これらの筋肉は疲労し、肩こり、首こりを引き起こしてしまいます

次回は、これまでに紹介した筋肉のトレーニング方法について学びたいと思います

…to be continued(続く…)

まとめ

・腕を動かす動作では、肩甲骨と上腕骨が共同で協調しながら動く

・肩甲骨と上腕骨が協調しながら動くことを肩甲上腕リズムという

・肩甲上腕リズムは、時と場合によって様々な割合で動く

・肩甲骨が動かなければ腕を挙げることはできない

・肩甲骨は鎖骨とだけ関節をなしている

・肩甲骨と腕はほとんどが筋肉で背中に保持されている

・上肢(肩甲骨と腕)を大きく動かす筋肉には「僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋」等がある

・僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋は、常に重たい上肢をぶら下げているようなものである

・僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋の疲労が、肩こり首こりを引き起こすことがある

・ランニングやウォーキングでも、僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋は疲労する

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